
皆さんはダイエットを行うときには、どんなことに気を付けて行うでしょうか。食事、睡眠、運動など気を付けるべきことはいくつかありますが、今回はダイエットにおける、睡眠の重要性について解説していきます。
目次
短い睡眠時間は食欲を高めてしまう
睡眠時の環境が与える影響
まとめ
短い睡眠時間は食欲を高めてしまう
近年の研究では睡眠不足が、食欲を高める可能性が、示唆されています。この原因としては、睡眠不足が、食欲を調製するホルモンであるレプチンやグレリンに影響をあたえ、食欲を高めてしまうと考えられています。
レプチンは、満腹感を高めるホルモンであり、グレリンは、空腹感を促すホルモンです。
睡眠時間が短いほど、グレリンが増加し、レプチンが減少することがいくつかの研究で、示されており、これはつまり、睡眠時間が短いほど、お腹が空きやすく、また満腹感も得られにくくなり、たくさん食べることとなり、肥満につながる一因となります。
意思の強さで何とか食欲を抑えることができると考えられるかもしれませんが、人間の意志力は無限ではなく、限界がありますから、ダイエットにおいてはできるだけ意志力を温存して、ストレスを少なく実行していくのが、楽にダイエットを進める方法になります。
睡眠時の環境が与える影響
睡眠時間のほかに睡眠に影響を与える因子として睡眠の環境があります。ここでは特に睡眠時の部屋の光について取り上げます。
睡眠時間が十分に確保されていても、環境によっては食欲が増加につながってしまうことがあります。
睡眠時の部屋の明るさと肥満の関係について調べた研究によると、睡眠時の部屋が明るいほど、BMIが高くなり、肥満ののリスクが高くなることが示唆される研究があります。
この原因としてサーカディアンリズムが関係していると考えられています。
サーカディアンリズムとは概日リズムとも言い。一般的には「体内時計」とも呼ばれているものになります。このサーカディアンリズムと関係しているものに、”メラトニン”と呼ばれるものがあります。メラトニンは催眠作用があり、その分泌量は光の強さによって調整されています。明るいときはメラトニンの分泌が抑制され、暗くなってくると分泌が促進されます。
したがって、睡眠時に部屋が明るかったり、入眠前にテレビの画面や、明るいものを見ているとメラトニンの分泌が抑制され、入眠しにくかったり、サーカディアンリズムが乱されたりする可能性があります。
そして、サーカディアンリズムの乱れは、レプチンやグレリンといった食欲を調製するホルモンのバランスを乱してしまうことにつながります。
良い睡眠をとるためにも、快適な睡眠の環境を作りましょう。
まとめ
今回は睡眠について紹介しました。何かと忙しい現代では、睡眠不足に陥っている人も少なくはないと思いますが、睡眠は体調を整える基盤です。睡眠がおろそかになると、ダイエットだけでなく、1日のやる気や、パフォーマンスにも影響してきます。ダイエットする人も、そうでない人も睡眠がうまくできていない人は、睡眠について今一度見直してみても良いかもしれません。
筆者である私も、仕事や自分事などで1日の睡眠時間が3時間ほどになる生活を1月ほど過ごしたことがありますが、その時は見事に体調を崩してしまい、仕事を早退したり、欠勤したりすることがりました。
皆様も体調にはくれぐれも気を付けていただき、まずはぜひ、睡眠から見直してみてください。
この記事を書いた人

パーソナルトレーナー
品田 直毅
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